探偵事務所・函館のつぶやき話 自分のホンネについての話

自分のホンネについての話。

昔、私がこの探偵という職業について間もない頃。

ご主人の浮気調査を依頼された奥さん。

奥さんは「早く証拠を取って一日でも早く慰謝料を撮って別れたい」
「一緒の部屋で空気を吸っているのも嫌だ」

「夫の顔を見ていると気持ちが悪くなる」など。

私は至急の調査シュミレーションを立てて、調査にあたった。

調査は順調に進み、証拠は万全に取れた。

あとはその事実を夫に告げて、話し合いが決裂した場合に備えて、
弁護士の準備もしていた。

いざ、ご主人に浮気の事実証拠を撮っていることを告げた。

ご主人は通常の慰謝料の10倍(数千万)を提示してきたのだ。

ご主人の実家が裕福であったため、慰謝料を用意するとの事。

探偵はこれで依頼人の奥さんも納得し、調査完了と思ったのだが・・・

奥さんは翌日、失踪したのである。

現実に離婚が具体化したため、現実逃避のための失踪である。

無事、探偵が発見したのだが。その依頼人の奥さんは

「早く証拠を取って一日でも早く慰謝料を取って別れたい」と言っていたのだが、

ホンネは離婚をしたくなかったのである。

当時の私は経験不足のため、本音を読み取ることが出来なかったのである。

配偶者の突然の浮気発覚。

アナタは怒りや不安のため、自分の本音が見えなくなってしまう。

そんなときは時間をかけても自分の本音を自分から聞き出してください。

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