当社は小樽市を含め、北海道全域で様々な調査を承っております。
今回は退職金の仮差し押さえについて。
例えば夫の浮気が発覚し、紆余曲折があり、別居に至る。
別居も3年を過ぎ、来年には夫も定年退職する。
そこでアナタが忘れずにしておかなければならないのが
「夫の退職金の仮差し押さえ」です。
別居が長くなれば当然、離婚も視野に入ります。
その離婚時においての財産分与で退職金は大きな部分になります。
相手方に一度、退職金が入ってしまうとそれを分与させるのには労力が必要です。
それであれば先に退職金を仮差し押さえをしておくのです。
公務員の場合ですと退職金も2,000万を超えます。
その2,000万に対して、婚姻期間の年数分の二分の一はアナタが要求できるのです。
退職金の仮差し押さえをしておきますと、
夫の退職時に支払われる退職金はアナタの同意なしに支払われません。
いわゆる「宙に浮いた状態」になります。
相手の浮気などの場合、つい慰謝料についてが着目されますが、
場合によってはそれよりも財産分与が重要です。